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失敗しない住宅オーダー家具の造り方

こんにちは。末ちゃんです。


今回はみんなの憧れ、オーダー家具(キッチン、洗面、テレビ台、、、)についての記事です。

お客様の要望で私自身も何度かお手伝いさせてもらってます。


オーダー制作品が気になる!っていう声が多いので、メーカー品ではなくオーダーで制作する場合のメリット・デメリットや失敗リスクが減らせるポイントを書いていきたいと思います。



メリット・デメリット

メリット

自由なデザイン性

メーカー品は多機能・安価です。

一方で、細かなオーダーまでは出来ません。

その点、オーダー家具は自分の思い通りの設計が出来ます。

我が家の寸法に合わせて制作をすれば、デットスペースのない空間の有効活用も可能です。

仕上げ材、細かな寸法、自分たちのライフスタイルに合わせた家具製作によって得られる満足感は大変大きいです。


圧倒的存在感

こだわったオーダー家具の放つ存在感はかなりのものです。

キッチンや、洗面化粧台は生活をする上で必要な住設機器です。

加えて、オーダーによる洗練されたデザインの家具は空間演出の主役にもなります。


世界にひとつ

誰でも「人とカブりたくない!」って思うものです。

ど真ん中ストレートでその欲求に応えてくれるのがオーダー家具。


デメリット

コストがかかる

0(ゼロ)からこだわりを作り上げる設計料。

工場のラインで大量生産ができない。

工期の増加

どう考えてもやっぱりコストが上がってしまいます。

まるで丸一日煮込んだおでんの大根のように、メーカーの凄さが骨身&財布にしみます。


メーカー保証が受けられない

個人的にはこれが一番大きいかなと思っています。

資産価値を守ってくれる『保証』は正義です。

メーカー品であれば最低1年は保証してもらえます。

症状や場合によってはそれ以上に保証を受けられます。


使いだしてからのトラブル

設計段階の検討不足によるトラブルが『0』とは言い切れません。

メーカー品のこれまでのノウハウの蓄積がありません。

使いだしてから『ああすれば、こうすれば』が出てくるなんてことも。

設計段階で運用をイメージした検討を施工店や設計士と行ってください。



進め方

気になった写真のストック

インスタなどのSNSで見つけた、お気に入りの写真はストックしておきましょう!

そうするうちに自分たちがやりたい方向性が見えてくるし、設計担当へのイメージ共有も楽になります。



したいことの優先順位をつける

自分のしたいが実現できるのがオーダー家具のよいところです。

しかし石油王でもない限り、予算には限りがあるので諦めなければならないことが出てくることもあります。

そんなときに『これだけは』という事がはっきりしていると迷いません。




施工店選び

実績の有無

依頼する施工店の実績確認を行ってください。

自分のイメージするものを作ってくれるかどうか見極めましょう。

自分の要望を伝えたときに提案があるかどうかも重要です。

技術的目線の意見は頼りたいところです。


アフター体制

メーカー保証を受けられないことがデメリットであると述べました。

メーカー保証に変わるのが、アフター対応です。

不具合が出たときに迅速に対応してくれるのか、どこへ連絡すればよいのか。

明確になっている施工店で依頼しましょう。


検討力

私が一番大切だと感じる点です。

長く安心して使うためには準備段階がかなり重要です。

こまかな注文ができるのがオーダーの良いところなので、細部までこだわった検討をしてくれるか確認してください。

最低限、詳細のわかる図面を書いて、一般の方にもわかる説明とイメージ共有をするのが施工店側の義務であると私は考えます。



さいごに

こだわったオーダー家具は『最高』です。

引き換えにコストや時間がかかります。

絶対に失敗したくないし、してほしくありません。

今回の記事の内容に注意して世界にひとつの最高のこだわり家具をあなたの家で実現してください。

私が家を建てるときはオーダー家具作ります!!!

では、また。



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この記事を書いたのはスエちゃんです。